先にお断りしておくのは、作業療法士という職業は素晴らしいし、世の中に必要である役割であることは間違いないと考えております。でも、、、、
作業療法士の働く限界とは?
医師の指示のもとでの働き: 作業療法士は医師の指示に基づいて活動しますから、これは業務としての制限が大きい要素の一つです。医師との関係をうまく構築する労力もなかなかなものでして汗
患者との関わりの限界: 医療制度上で働くため、作業療法士が患者と関わる機会は限られます。また、作業療法が明確なエビデンスを示しにくい分野であることも制約となります。もちろん学会や研修など研鑽することはありました。そこに学ぶ喜びも見出しましたが、それを反映させる機会を得られるかというと、私の場合は、、、
資格に縛られた業務範囲: 資格によって作業療法士の業務範囲が狭く定義されるため、他の分野への進出が難しいという制約があります。異業種の世界に飛び出した今となっては色々気づきがあるのですが、狭い世界に身を置き続けると思考も凝り固まってしまい、クリエイティブな部分は劣っているなあと今更ながら感じます。
精神的なストレス: 患者との関係性や医療チームとの関係性が重視される中で、作業療法士は日々疲弊しやすく、精神的なストレスを感じることがあります。病院ってそういうところですよね泣
収入の限界: 安定した収入は得られるものの、作業療法士の収入は大きくはならないため、生活を大きく改善させるには限界を感じることがあります。なによりここが一番感じるところでした。私の職場に限らないことと思いますが、やってもやらなくても同じじゃん!ということを次第に感じることが多くなり、モチベーションの低下は自分でもどうにもならないくらい感じていました。このまま続けていては色々な方にご迷惑と思い、新たな道を模索することになりました。
という感じで、私には少し窮屈で将来の見通しがどうなのかな、と。間違いなく作業療法を極めることが一番の成功と思ってはいましたが、そうならないのが人生なのかと。きっと作業療法士の方や他の分野でご活躍の方も共感していただける部分はあるのでは