「暮らしと仕事の設計室」と聞いて、
正直よく分からない――そう思う方のほうが多いと思います。
それ、かなり正常な反応です。
なぜなら
多くの人は「暮らし」「仕事」「お金」「住まい」を別々の問題として考えているからです。
でも、現場にいると分かってきます。
これらは、ある日突然“同時に”崩れます。
ある日、暮らしが一気に行き詰まる瞬間
たとえばこんなケースです。
・体調を崩して仕事を辞める
・収入が下がる
・家賃が重荷になる
・お金の管理がうまくいかなくなる
・支援制度が分からず、誰にも相談できない
これ、珍しい話ではありません。
厚生労働省の調査では
生活困窮を抱える人の多くが「複数の問題を同時に抱えている」ことが分かっています。
仕事だけの問題ではない
お金だけの問題でもない
住まいだけでもない
――全部、つながっています。
「制度はあるのに、使われない」理由
日本には、支援制度が“ない”わけではありません。
・生活福祉資金
・住居確保給付金
・障害福祉サービス
・就労支援
・家計改善支援
問題はここです。
制度が“暮らしの流れ”として説明されていない
多くの人は
「どの順番で」「何を」「誰に」相談すればいいのか分からないまま、立ち尽くします。
結果、
本来なら回避できたはずの生活破綻が起きます。
暮らしは「設計」できる
ここで、はっきり言います。
暮らしは、センスでも根性でもなく
設計の問題です。
・今の収入で、住まいは合っているか
・働き方は体調や特性に合っているか
・お金の管理は仕組み化できているか
・使える制度を見落としていないか
これを一つの地図として整理するだけで、
行き詰まりそうだった暮らしは、かなりの確率で立て直せます。
私は「全部の交差点」に立ってきました
私はこれまで、
・作業療法士として
・障がい者就労支援の現場で
・住まい・お金・制度を横断する立場で
「どこで人生がつまずくのか」を、嫌というほど見てきました。
そして思ったのです。
もっと早く、
ちゃんと整理された情報に出会えていれば
この人はここまで追い込まれなかったのではないか
だから、このブログを書いています。
このブログで扱うこと
この「暮らしと仕事の設計室」では、
・暮らしが詰む“手前”で何が起きているのか
・仕事・お金・住まいをどう組み直すか
・制度を「使える形」に翻訳する方法
・家族・支援者が知っておくべき視点
こういったことを、
現場ベースで、できるだけ分かりやすく書いていきます。
派手な成功談はありません。
でも、「これなら自分にも当てはまる」と思える話は、必ずあります。
最後に
もし今、
・暮らしにうっすら不安がある
・このままで大丈夫なのか分からない
・何から手をつければいいか見えない
そう感じているなら、
それは「甘え」でも「怠け」でもありません。
設計図がないだけです。
次回は
👉「暮らしが崩れ始める“最初のサイン”」について、具体的に書きます。

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